FRep+MacroDroidでフルオート送信をされている方に便利な【月曜日マクロ】をご紹介します。
MacroDroidの使い方を記事にして1年半ほど経ちましたが、その間【月曜日マクロ】もA→Cまで修正・進化してきました。そして先日、今までのマクロでは不具合が出た為【月曜日マクロD】を新しく作成させて頂きました。この機会に記事も【MacroDroid】使えるマクロ例から独立しました。
MacroDroid基本の使い方についてはこちらをご覧ください。
月曜日は特別
ツムツムでは毎週月曜日の0時になると、全員のスコアがゼロになりランキングがリセットされて新しくなります。そうするとそれまでと同じ周期ではハートの回復が追い付きません。
0時台だけは60分プラス前回全てのハート送信にかかった時間を待ってから送信を開始します。これで確実にハートは回復します。前回1位だった人が300位になっていても大丈夫です。
また、1時以降は皆さんどんどんスコアを出してきますので、他の曜日よりもランキングの変動が激しくなります。更にゼロスコアのランキング変動もありますので、いつもと同じ送信周期では未送信や早まきになる可能性が高くなります。
月曜日は月曜日用の送信周期にして早まきを防ぎましょう。早まきについてはこちらをご覧ください。
遅延時間
月曜日の送信周期はランキング人数やゼロスコアの人数、回復待ち送信プログラム使用か等、個々の事情により異なります。
この月曜日マクロでは、60分+遅延[a]分=送信周期 と考えて60分を超えた遅延時間で設定します。通常の周期が何分でも月曜日用の遅延時間には関係がありません。
【遅延時間例】通常の周期61分、送信時間10分の場合
遅延1:午前0時台:11分遅延。起動プログラムやBOX受取の時間は含めず、ランキング送信に掛かる時間で考えます。
遅延2:午前1~8時:3分遅延
遅延3:午前8~12時:2分遅延
遅延時間はご自身の送信スタイルに合わせて設定してください。そして、その設定で送信漏れや早まき等がないかをよく観察しましょう。
月曜日マクロD 概要
通常使用の【フルオート用のマクロ】にプラスして使用します。
マクロを有効にしておけば、一切触れず自動的に設定通りに遅延されます。
遅延1:午前0時台:60分+[a]分遅延
遅延2:[x]時:60分+[b]分遅延
遅延3:[y]時:60分+[c]分遅延
遅延4:[z]時:60分+[d]分遅延
■手動で月曜日マクロ設定時間(日曜日23:58~月曜日[z]時)の間に【フルオート用のマクロ】を直接実行した場合は、遅延をせずに直ぐにFRepプログラムを実行します。その時【月曜日マクロD】が実行中でもキャンセルして【フルオート用のマクロ】を優先します。
■【日時指定1回のみマクロ】を実行した場合も同様に、遅延無しで【月曜日マクロ】をキャンセルします。
■遅延の時間帯はいくつにでも分ける事が可能ですが、必ず連続した時刻を指定します。遅延2~遅延zまで途切れない時間帯になる様にご注意ください。
[20210718]追記
但し、MacroDroidは終了時刻を[xx:00]と指定すると[xx:00:59.999]までとなる事がわかりました。よって実際の指定では1分前までにします。
■実際のマクロでは対象の時刻が遅いものから上になる様に作成します。
遅延4:[z]時:60分+[d]分遅延
遅延3:[y]時:60分+[c]分遅延
遅延2:[x]時:60分+[b]分遅延
遅延1-2:午前0時台:60分+[a]分遅延
遅延1-1:午前0時台:60分+[a]分遅延
※遅延1→遅延4で作成すると、マクロ実行(遅延)中に次の時間帯に掛かった場合には両方の動作を実行してしまう可能性があります。例えば0時台に20分遅らせて01:10送信開始予定だと、01:05~の条件にも適合し更に5分して開始されてしまいます。
通常使用のフルオート用マクロに追加
月曜日用マクロを使用する為には、通常使用の【フルオート用のマクロ】に次の項目を追加します。
■アクション:【日時】→【ストップウォッチ】→(新しいストップウォッチ)→「月曜日」→「リセット」
この月曜日ストップウォッチのリセットを入れることで、何か問題があった場合等に月曜日マクロがリセットされ二重でマクロを実行される心配がなくなります。
月曜日マクロD 作成
新しくマクロを作成します。
トリガーと条件で通常使用の【フルオート用のマクロ】の実行を先回りして月曜日マクロを実行させます。
アクションの条件分岐で遅延4→遅延1を時刻の遅い順に作成します。こちらの説明では遅延1-1から書きますので、作成時には遅延1-1の上に遅延1-2を作成して遅延4→遅延1-1になる様にしてください。遅延2~4はいくつに分けても構いません。[遅延2]1つだけにしたり[遅延2~遅延5]にしたり出来ますが、必ず連続した時刻を指定します。[20210718]追記終了時刻は1分前にします。
遅延4:[z]時:60分+[d]分遅延
遅延3:[y]時:60分+[c]分遅延
遅延2:[x]時:60分+[b]分遅延
遅延1-2:午前0時台:60分+[a]分遅延
遅延1-1:午前0時台:60分+[a]分遅延
トリガーと条件
トリガー:【日時】→【ストップウォッチ】→「ツムRepeat」→「60分」
通常使用の【フルオート用のマクロ】と同じストップウォッチをトリガーにします。通常の周期が何分でもこちらは60分トリガーにして、【フルオート用のマクロ】の実行を先回りしてキャンセルします。
条件:■【日時】→【曜日】→「月曜日、日曜日」
■【日時】→【時刻】→「23:58~11:59」
この条件ですと日曜日の0:00~12:00にもマクロは起動しますが、アクションの条件分岐により不要な時間には動かない様に制御します。
アクション1-1
アクション1-1と1-2は0時台に1度だけ遅延する為のものです。
遅延1-1:日曜日23:58~0:00→23:59:60分+[a]分遅延
[20210718]修正終了時刻は0:00ではなく23:59としてください。以降マイナス1分修正します。
遅延1-2:月曜日0:00~01:04:60分+[a]分遅延
【日曜日23:58~23:59】を入れるのは、FRepが実行してからツムツムにログインするまでに数十秒の時間が掛かる為です。日曜日23:59頃にツムツムを起動した場合は、ログインが月曜日00:00を超える可能性が出てきます。その為、日曜日23:58~月曜日とすると、マクロのアクションにより遅延が行われ、確実に月曜日にログイン出来るという訳です。
【日曜日23:58~23:59】と【月曜日0:00~01:04】は連続した時間ですが、条件を指定する際に1つにまとめる方法がわかりませんでした。そこで2つの条件分岐を作って同じ内容にしました。
最初に遅延1-1を作成します。
■【条件分岐/繰り返し】→【条件分岐】
→条件を【+】→【日時】→【曜日】→「日曜日」→
→条件を【+】→【日時】→【時刻】→「23:58~23:59」
条件分岐の終了をタップし【この上にアクションを新規追加】
■【日時】→【ストップウォッチ】→「ツムRepeat」→「リセット」
■【日時】→【ストップウォッチ】→(新しいストップウォッチ)→「月曜日」→「リセット&リスタート」
■【MacroDroid固有】→【次のアクションを実行する前に待機】→「a分」
■【MacroDroid固有】→【マクロを実行】→(通常使用の【フルオート用のマクロ】を指定する)→条件は無視(常に実行)で良いと思います
■【マクロを実行】をタップしてメニューから【条件を追加】→【日時】→【ストップウォッチ】→「月曜日」→「超えるとき」「a分(待機した時間と同じにする)」
アクション1-2
アクション1-1ができたら、それをコピペしてアクション1-2を作成します。
アクション1-1の条件分岐の開始をタップし、メニューから【コピー】を選択します。再度、条件分岐の開始をタップし【この上にコピーしたアクションを張り付ける】でアクション1-1が中身毎コピペされます。
アクション1-1と1-2の違いは条件分岐の日時だけなので、条件分岐の開始をタップし【設定変更】します。
→【指定の曜日】→【設定変更】→「月曜日」→
→【時刻】→【設定変更】→「0:00~01:04」
※通常周期が67分以上の場合は01:04よりも長く設定します。
アクション2
アクション1-1と1-2ができたら、1-2をコピペしたのと同じ様にアクション2を作成します。
アクション1-2の条件分岐の開始をタップし、メニューから【コピー】を選択します。再度、条件分岐の開始をタップし【この上にコピーしたアクションを張り付ける】でアクション1-2が中身毎コピペされます。
■まずは条件分岐の開始をタップし【設定変更】します。【指定の曜日】は「月曜日」のままです。
→【時刻】→【設定変更】→「1:05~任意の時間」※開始時刻はアクション1-2から連続した時刻(設定上はマイナス1分)にしてください。
■待機時間を【設定変更】で任意の[b]分に設定します。通常周期+[b]分ではなく、60分+[b]分ですので、それを踏まえて時間を設定してください。
■【マクロを実行】の条件である【ストップウォッチ】も【設定変更】→「月曜日」→[b]分にします。
アクション3
アクション3以降は必要な場合のみ作成します。
作成方法はアクション2と同じです。開始時刻は前のアクションから連続した時刻にしてください。待機時間とストップウォッチは同じ時間にします。
以上で【月曜日マクロ】の完成です。
まとめと修正情報
【MacroDroid】月曜日マクロはとても便利なマクロですので、上手に利用してみてください。
また、月曜日用に固定型FRepプログラムを作成しMacroDroidで制御する方法もありますので、固定型にしたい場合はこちらをご覧ください。
[20210718]修正・追記
条件などで開始時刻~終了時刻を設定した場合にxx時yy分と時分での指定になりますが、その終了時刻はxx時yy分59秒までが含まれます。
例えば10:00~10:03迄を指定した場合、筆者はてっきり【10:03:00まで】つまり3分間=180秒間の指定になると思っておりましたが、実際には【10:03:59まで】3分59.999秒=239.999秒の指定になっていました。よって、当記事での終了時刻は全てマイナス1分修正させて頂きました。
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