FRep

FRep上級者向【初期設定】スクリーンAPIで高速化

2018年12月に更新されたFRep4.9にて撮影タイプ【スクリーンAPI】が追加されました。

更新時の最新ニュースでは「スクリーンショット撮影に失敗する環境向け」とあったので、筆者は全くわかりませんでしたが、実はこの【スクリーンAPI】使用で画像認識が高速化できると教えて頂きました!

実際に試したところ、同じ端末での送信時間が100件で1分以上速くなりました。

【BMP】1件4.5秒/100件7分30秒 →
【API】1件3.7秒/100件6分10秒
※基本ハート送信での例です。環境によって違います。

但し【スクリーンAPI】使用には多少の注意が必要です。FRepが動かない・止まらない場合もありますので、ご自身で対処できない場合は、撮影タイプ【BMP】をお勧めします。

尚、【スクリーンAPI】を使用できるのはAndroid5.0以降の端末となります。

 

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FRepの設定

FRep設定ーオプション

FRep初期画面から【オプション】→【スクリーンショット設定】をタップします。

FRep設定ーオプションースクリーンショット撮影

【撮影タイプ】をタップします。

FRep設定ーオプションースクリーンショット撮影

【スクリーンAPI】に設定します。尚、【スクリーンAPI】は別途以下の設定があります。
FRep設定ーオプションースクリーンショット撮影

申し訳ありませんが筆者には全くわかりませんので全てデフォルトです。(汗)
何か良い設定等ありましたらお知らせ頂けると有難いです。

[20200128]修正
記録時の撮影タイプを【使用しない】にすると、端末への負担が減りエラー等の減少が期待できます。実際に設定を変更してみましたが送信には何も問題ないです。そしてアプリ認識エラーが減りました!同じグループのKさんに教えて頂きました。Kさんありがとうございます!

【FRep】スクリーンAPI

初期使用時

設定後最初にプログラムを実行又は記録開始の際に下記のメッセージが出ます。

FRepスクリーンショット撮影API

「次回から表示しない」にチェックをして「今すぐ開始」をタップすると、以降はメッセージ表示はありません。

 

注意事項

【スクリーンAPI】に設定した際に注意して頂きたいことがいくつかあります。

FRepサポートによると次の様な記載もありますので、それもふまえて設定しましょう。

スクリーンAPIでは操作の再生・記録の際、必要に応じて都度キャプチャの許可をリクエストするため、再生や記録の開始までに時間がかかります。

※ScreenAPI指定時の操作記録は高負荷のため注意.

始動時の待機

端末によっては、プログラムの最初に数秒の待機が必要です。

Huawei P10lite では待機無しで大丈夫でしたが、XperiaZ3compactでは[待機3秒]をいれないとうまく動きませんでした。

画面キャプチャ開始まで数秒掛かる場合があるからかもしれません。端末の動作をよく見て判断しましょう。

[20200128]追加
プログラム開始時の画面キャプチャ開始動作は、その時のアプリとは別のタスクになります。

もしもツムツムアプリを起動中にプログラムを開始した場合は、一旦別タスク(=別アプリと同じと考えて下さい)となり、キャプチャ開始後にツムツムに戻ります。ツムツムでは起動中に別アプリを開くと戻った際に通信する為、プログラム開始時にミキピョンが出る場合があります。

Frepが止まらない

Frepはアプリ制限されてるアプリでは起動しません。プログラム実行中に制限アプリを起動するとプログラムが止まる様になっています。

ですが【API】設定の場合はプログラムが止まらないことがあります。

実際にHuawei P10lite では割とすぐに止まりましたが、XperiaZ3compactではなかなか止まりませんでした。またプログラム内容でも止まり方が違います。送信プログラムではFRepを起動後10秒以内には止まりましたが、別ゲームプログラムでは10秒以上経っても止まりませんでした。

止まらないとFRepキャンセルが出来ません。

FRepキャンセルとは
FRepは1つのプログラムしか実行できません。プログラム実行中に別のプログラムを実行しようとしても、「× FRep:現在処理中のため再生できません」というメッセージが出て、先に実行されていたプログラムが継続されます。
通常ならば、フルオートプログラムは数十分で終了しているはずですが、何らかのトラブルで(無限ループに嵌っている場合など)プログラムが終了できていない場合もあります。
その様な時に、FRepキャンセル(=プログラムの実行を中断)をしてから、新たにプログラム実行をすることにより、正常に送信出来る可能性が出てきます。

当サイトの【MacroDroid】及び【Llama】の使い方では、FRepアプリ起動によるFRepキャンセルをお勧めしていますが、これが使えない可能性があります。【API】使用時のFRepキャンセルは【画面オフ】を使う方が良さそうです。

【MacroDroid】使えるマクロ例に【画面オフ】使用方法を載せて修正しました。

【Llama】はそろそろ使用者も減っていると思いますので【画面オフ】使用方法は割愛させて頂きますが、内容は【MacroDroid】とほぼ同じです。

連続の画像認識

速度調査の為に【スクリーンAPI】で連続の画像認識テストをしたところ、途中で認識できなくなりました。

【BMP】では連続100回でも大丈夫でしたが、【スクリーンAPI】では20回未満で失敗します。途中にタップや待機が入ると100回でも失敗はありませんでした。

これが実際のプログラムでどの様な影響が出てくるかわかりません。

実際に使用してみて、今後問題がありそうならばお知らせしたいと思います。

 

まとめと修正情報

【スクリーンAPI】を上手に使用すれば、プログラム実行がかなり速くなると思います!

ですが、ここに書いた以外にもトラブルがないとは言い切れませんので、ご自身で対処できる方のみにお勧めしたいと思います。

[20200128]修正
■記録時の撮影タイプを【使用しない】で端末への負担減に
■画面キャプチャ開始動作は別のタスクの為、ミキピョンの可能性もある

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