Llamaのイベントを繰返す方法として、
「高度機能」の【イベントを繰返す】ではなく、
「高度機能」の【イベントを遅らせる】とLlama変数を組み合わせる方法(=遅延ループ)をご紹介します。
遅延ループによって使用できる様になる【手動でイベントを発動させる方法】と【月曜日に周期を自動で変える方法】も、とても便利ですので是非使ってみてください。
遅延ループのイベント
基本的な作成と操作方法についてはこちらをご覧ください。
イベントを4つに分けて作成します。
条件:llama変数-ツム変数が「1」なら
動作:(1)画面オン-暗め(画面のみ)
(2)Llama変数-ツム変数を「2」にする
(3)アプリの起動「Frep」
条件:Llama変数-ツム変数が「2」なら
動作:(1)アプリの起動「Llama」
(2)Llama変数-ツム変数を「3」にする
(3)音楽/メディアの音量を0に(省略可)
高度機能:イベントを遅らせる「5秒」
条件が変わった場合は中止
条件:Llama変数-ツム変数が「3」なら
動作:(1)アプリショートカット-FRep「***」を実行
(2)Llama変数-ツム変数を「R」にする
高度機能:イベントを遅らせる「5秒」
条件が変わった場合は中止
条件:llama変数-ツム変数が「R」なら
動作:ツム変数を「1」にする
高度機能:イベントを遅らせる「61分49秒」
条件が変わった場合は中止
イベント4で【イベントを遅らせる】を入れ、イベント1での発動条件をllama変数にすることによって繰返しが出来ます。
イベント3の遅延が5秒
イベント4の遅延が61分49秒
誤差として1秒を加えた合計62分の周期になっています。
若干の誤差がある為、正確に62分にはなりません。
【イベントを遅らせる】では秒単位での指定が可能の為、60分30秒周期等の指定も可能です。
「高度機能」の【イベントを遅らせる】場合は必ず【条件が変わった場合は中止】にチェックを入れておきます。
手動でイベントを発動させる方法
トラブル等で次回のスタート時間を変更したい時に便利な方法です。
繰返しに時間指定を追加する方法とは違い、後で時間指定を消去する必要がないので間違えて止まる可能性もなくなります。
イベントを2つ追加で作成します。
条件:(1)Llama変数-ツム手動が「on」なら
——-(2)時間-xx時xx分〜○時○分
動作:(1)llama変数-ツム変数を「1」にする
——-(2)Llama変数-ツム手動を「」にする
条件:なし ※無効のままでOK
動作:(1)llama変数-ツム変数を「」にする
——-(2)Llama変数-ツム手動を「on」にする
使用方法
まず【イベント5-手動】の条件、xx時xx分〜○時○分のxxにスタートしたい時間を入れます。○は適当で大丈夫です。
そして【イベント5-手動スイッチ】を長押しして動作させます。
【イベントを遅らせる】の【条件が変わった場合は中止】にチェックが入っているので、それまでの予定時間がキャンセルされ、任意の時間に【イベント1】がスタートします。
尚、【イベント5-手動】の動作でLlama変数-ツム手動が「」になるので【イベント5-手動】は1回動いたら終了になり、その後は【イベント1〜4】のループになります。
月曜日に周期を自動で変える方法
月曜日の午前中のみ送信周期を変えます。これにより1週間以上ノータッチで過ごす事も可能となります。但し、1週間に1度は端末再起動をお勧めします!
バージョンAとBの2つのパターンを作ってみました。
いずれも【遅延ループイベント】の4つに追加してイベントを作成します。
【イベントを遅らせる】場合は必ず【条件が変わった場合は中止】にチェックを入れておきます。
イベントを有効にしておくと、通常の【イベント3】の遅延5秒が来る前に月曜日と判断したら、先に(3秒遅延)月曜日イベントを実行して、5秒遅延のものはキャンセルになります。
少しわかりにくいですが、通常イベントの横から月曜日イベントが横入りしてさらっていくイメージです。
複雑な条件指定
月曜日の判断は条件指定ですが、【日曜日23:58~月曜日01:05の間】の指定が複雑なので注意してください。
日曜日23:58~としているのは、FRepが実行してからツムツムにログインするまでに数十秒の時間が掛かる為です。日曜日23:59頃にツムツムを起動した場合は、ログインが月曜日00:00を超える可能性が出てきます。その為、日曜日23:58~月曜日とすると(ツムツムにログインするのは数分の待機後なので)月曜日にログイン出来るという訳です。
a.日曜日なら&23:58〜00:00
b.月曜日なら&00:00〜01:05
条件指定方法を説明します。
まずは【条件追加】から始めます。
1.【条件どれかが(OR)】をタップします。
2.【条件追加】をタップします。
3.【条件すべてが(AND)】をタップします。
4.【条件追加】をタップします。
5.【曜日】で日曜日を指定します。
【条件追加】をタップします
6.【時間】で23:58〜00:00を指定します。
画像の様になったら、端末の戻るボタンで戻ります。
画像の様になったら、
7.【条件追加】をタップします。
8.【条件すべてが(AND)】をタップします。
9.【条件追加】をタップします。
10.【曜日】で月曜日を指定します。
【条件追加】をタップします
11.【時間】で00:00〜01:05を指定します。
画像の様になったら、端末の戻るボタンで戻ります。
12.画像の様になったら、端末の戻るボタンで戻ります。
これで【日曜日23:58~月曜日01:05の間】の指定が出来ました。
【月曜日01:05~月曜日12:00の間】
この場合は、曜日と時間の同時指定だけで大丈夫です。
時間-1時5分〜12時00分
【月曜日バージョンA】
通常と同じFRepプログラムを使う場合。
但し、Frepプログラムは以下の対応が出来ていることとします。
1.ランキング報酬受け取り等の対処ができる。
2.毎回の送信開始時間が一定になっているか、又は余裕をもった送信周期にしている。
【1】日曜日23:58~月曜日01:05の間のみ、通常の【イベント3】を実行前に
条件:(1)llama変数-ツム変数が「3」なら
(2)条件どれかが(or)
a.日曜日なら&23:58〜00:00
b.月曜日なら&00:00〜01:05
高度機能:イベントを遅らせる「3秒」
動作:ツム変数を「MA1」にする
条件:llama変数-ツム変数が「MA1」なら
高度機能:イベントを遅らせる「15分」
※任意の待機時間を入れる。
※条件が変わった場合は中止
動作:(1)画面オン-暗め(画面のみ)
(2)ツム変数を「MA2」にする
条件:llama変数-ツム変数が「MA2」なら
高度機能:イベントを遅らせる「5秒」
動作:(1)アプリショートカット-FRep「***」を実行
(2)ツム変数を「MR」にする
条件:llama変数-ツム変数が「MR」なら
高度機能:イベント遅らせる「65分49秒」
※条件が変わった場合は中止
動作:ツム変数を「1」にする
条件:(1)llama変数-ツム変数が「3」なら
(2)曜日-月曜日なら
(3)時間-1時5分〜12時00分
高度機能:イベントを遅らせる「3秒」
動作:(1)ツム変数を「MR」にする
(2)アプリショートカット-FRep「***」を実行
【月曜日バージョンB】
月曜日0時台最初の1回のみ【月曜日専用Frepプログラム】を使う場合。
但し、月曜日専用Frepプログラムは以下の対応が出来ていることとします。
1.ツムツムログイン前に待機(送信に掛かる時間程度)を入れる。
2.ランキング報酬受け取り等の対処ができる。
※スコア出しのプログラムを入れる事も可能です。
【1】日曜日23:58~月曜日01:05の間のみ、通常の【イベント3】を実行前に、月曜日用の待機を入れたFRepショートカットを実行
条件:(1)llama変数-ツム変数が「3」なら
(2)条件どれかが(or)
a.日曜日なら&23:58〜00:00
b.月曜日なら&00:00〜01:05
高度機能:イベントを遅らせる「3秒」
動作:ツム変数を「MB0R」にする
(2)アプリショートカット-FRep「***月曜日」を実行
条件:llama変数-ツム変数が「MB0R」なら
高度機能:イベント遅らせる「80分」
動作:ツム変数を「1」にする
条件:(1)llama変数-ツム変数が「3」なら
(2)曜日-月曜日なら
(3)時間-1時5分〜12時00分
高度機能:イベントを遅らせる「3秒」
動作:(1)ツム変数を「MR」にする
(2)アプリショートカット-FRep「***」を実行
条件:llama変数-ツム変数が「MR」なら
高度機能:イベント遅らせる「65分49秒」
※条件が変わった場合は中止
動作:ツム変数を「1」にする
コメント
初めまして。
いつも参考にさせていただいてます。
今回こちらも遅延プログラムを入れさせていただいたのですが、本日ちゃんと動きませんでした。
【イベントを遅らせる】場合は必ず【条件が変わった場合は中止】にチェックを入れるとありますが以下の部分には入っていないように書かれています。
この部分にも入れないからちゃんと動かないのでしょうか?
MA30-月0時
MA302-月0時2
MAB31-月1時
以上ですので宜しくお願いします。
コメントありがとうございます(^^)
基本の【遅延ループイベント】の2.3.4で【条件が変わった場合は中止】のチェックが無い場合はうまく動かない可能性がありますが、[MA30-月0時][MA302-月0時2][MAB31-月1時]では【条件が変わった場合は中止】は関係がありません。※チェック有でも問題はありません。
【条件が変わった場合は中止】は、記事中の「通常の【イベント3】の遅延5秒が来る前に月曜日と判断したら、先に(3秒遅延)月曜日イベントを実行して、5秒遅延のものはキャンセルになります」の【キャンセル】をする為のものです。
従って、本日動かなかった原因は別のところにあるのではないかと思います。
Llamaのイベントやプログラムは「何故そうなるのか」を理解しながら作成されると不具合を見つけやすくなると思います。
また、月曜イベントはぶっつけ本番では大変なので、試しに別の時間(火曜日20時とか)で動かしてみるとやりやすいですよ。
是非、イベント作成頑張ってください!
早速のお返事ありがとうございます。
もう一度、見直してみます。
これからも色々と参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
こんにちは、いつも参考にさせて頂いてます。
月曜1時5分の場合、【イベントMB30-0時】と【イベントMAB31-月1時】両方の条件に合致してしまうと思うのですが、時間をどちらかずらさなくて大丈夫でしょうか?
[月曜1時5分]では1時5分0秒~1時5分59秒が重なるのでは?というご質問で宜しいでしょうか?
基本的にはそのままで大丈夫です。
理由1:0時の遅延が入りますので、通常は【イベントMB30-0時】と【イベントMAB31-月1時】両方とも[月曜1時5分]に実行される事がありません。例えば23:58に【MB30-0時】実行→遅延が8分以上あれば次の【MAB31-月1時】は1:06以降になります。遅延が7分の場合はぎりぎり1:05の実行になりますが、その場合は両方とも1:05→1:04未満に変更しないといけないでしょう。
理由2:[~1:05迄]とは、一般的には1時5分0秒迄を指すと思いますので、1時5分1秒以降は範囲外ではないでしょうか?[0:00~1:05]と[1:05~2:00]=[1:05:00迄]と[1:05:01~]となるので、重なった時間ではないと思います。
実際にLlamaでどの様になっているのか調べた事はありませんので、宜しければ調べて教えてください。
かなり前のコメントでしたが、本日MacroDroidにてわかった事を追記させて頂きます。
>[~1:05迄]とは、一般的には1時5分0秒迄を指すと思いますので、1時5分1秒以降は範囲外ではないでしょうか?
MacroDroidにおいては、
[0:00~1:05]は[1:05:00迄]ではなく[1:05:59]でも範囲内となっていました!!
日本語の意味とプログラムでの意味は違うのですね。勉強になりました。
こちらの記事はかなり古い為に修正はしませんが、MacroDroidの記事は修正しようと思います。